お肌の乾燥対策に意外と使えるワセリン！その効果や使い方
お肌の乾燥が気になる季節、みなさんはどんな保湿ケアを行っているでしょうか。
乾燥肌はさまざまな肌トラブルを引き起こす原因となります。
ですから、気になり始めたらすぐに対策を行いたいものですよね。
お肌の乾燥対策として、保湿成分を配合した化粧品はたくさん販売されています。
でも、最近SNSなどで話題になっているのが、シンプルにワセリンを使ったケア方法です。
ワセリンはドラッグストアなどでも気軽に購入できるアイテムです。
今回は、そんなワセリンの効果やおすすめな使い方について紹介します！
Contents
そもそもワセリンって？
そもそもワセリンって何なの？と思っている方もいらっしゃるでしょう。
ワセリンは、石油を元にして作られるスキンケアアイテムです。
石油と聞くと、なんとなくお肌によくないような印象を持ってしまいますね。
しかし、石油だってもとはといえば天然の素材です。
それを高純度に精製したワセリンは、実はお肌にマイルドなスキンケアアイテムでもあるのです。
シンプルだけど優秀コスメ！ワセリンの効果
ワセリンは他の化粧品のように、美容成分や保湿成分がぜいたくに配合されているわけではありません。
ワセリンの特徴は、お肌の表面に膜を作ってくれることです。
通常のスキンケアアイテムのように、成分がお肌に浸透するわけではないのですね。
でも、肌の上で保護膜を作り、肌内部の水分をしっかり閉じ込めてくれるのです。
さらに、お肌にワセリンの膜を作っておくことで、外的刺激からお肌を守る働きもしてくれます。
そのバリア作用はかなり高いので、乾燥が気になる季節のスキンケアにはもってこいなのです。
ワセリンで乾燥対策！基本の使い方
ワセリンは成分的にもシンプルですが使い方も簡単です。
ただ、少し気を付けたいこともあるので、基本の使い方から確認しておきましょう。
まず、ワセリンを使う際には、適量を手のひらで温めてからお肌にのせるようにします。
体温で温めることでワセリンをやわらかくすることができます。
スムーズにお肌にのばしやすくなるので、乾燥が気になる箇所に薄くつけることができます。
ワセリンは適量を使うのがコツです。
使用量が多すぎるとべたつきが気になることがあります。
ただし、最初は適量がわからなくて戸惑う方もいるでしょう。
その場合、付けてみてべたつきが気になるようだったら、ティッシュオフするようにすると、気持ちよく使えると思います。
ワセリンを使うタイミングは、いつものスキンケアと同じです。
朝晩の洗顔後、入浴後などに使ってみてください。
ワセリンを効果的にするおすすめな使い方
いつものスキンケアにプラスして
ワセリン初心者は、まずいつものスキンケアにワセリンをプラスして使ってみましょう。
乾燥が気になる時期、ワセリンを取り入れるだけで乾燥を防ぐことができます。
ただし、先ほどもいいましたが、ワセリンには保湿成分をお肌内部に浸透させる役目はありません。
必ず、化粧水などで水分や美容成分を補った後にワセリンを使うようにしてください。
スキンケアの仕上げとしてワセリンを使うことで、お肌のバリア機能を高めることもできます。
肌荒れやニキビなどのトラブル予防としてもおすすめです。
ナイトパックとして
ワセリンをナイトパックとして使うこともできます。
少し厚めにワセリンを塗り、そのまま寝るだけです。
眠っている間、お肌の水分が蒸発するのを防いでくれます。
翌朝目覚めた後は、ワセリンを洗い流しましょう。
お肌のうるおい感が違っているはずです。
全身に使ってボディーケア
ワセリンが便利なのはボディにも使えるという点です。
乾燥が気になるのは顔だけではありません。
足のかかとやひじなど、乾燥でがさつきが気になる部分はワセリンでケアしてみてください。
ワセリンを使ってボディマッサージをするのも効果的です。
血行を良くすることで冷え対策にもなりますよ。
リップパック
唇のカサつきが気になる人は、ワセリンを使ったリップパックを試してみましょう。
リップパックは、ます唇のメイクや汚れを取り除いてから行います。
唇の上に少し厚めにワセリンを塗り、その上からラップをします。
5分ほどしてからラップを外してワセリンを洗い流します。
こうすることで、唇にみずみずしさを取り戻すことができます。
週に一回の頻度で行ってみてくださいね。
ワセリンを使いこなそう！
今回は、ワセリンの効果とその使い方についてまとめてみました。
気軽に購入しやすいワセリンですが、なかなか優秀だということがわかっていただけたかと思います。
乾燥をなんとかしたいという場合、手当たり次第に保湿化粧品を試すより、まずはワセリンでケアしてみると効果にびっくりするかもしれませんよ。
ぜひ、試してみてくださいね。
