
目の下のクマが消えない原因と対処法
朝起きると今日もどんよりパンダの目…
クマができて、なかなか消えないという人は少なくないかもしれません。
目の下にクマができると、寝不足かな?と思うかもしれませんが、クマができる原因は寝不足や疲れだけとは限りません。
今回は、目の下のクマについて、その種類別対処法を考えてみます。
Contents
知ってる?目の下のクマには3種類あります
目の下にできるクマ、なかなか消えなくて苦労されているかもしれません。
実は、クマには種類があるのです。
- 青クマ
- 茶クマ
- 黒クマ
以上の3つです。
3つのクマは、それぞれできる原因が異なるので、対策方法も変わってきます。
何かしらの対策を行っているのにクマが消えないという人は、もしかしたらその対策方法が間違っている可能性が高いのです。
3種類のクマ、具体的にその原因と対策をそれぞれ見ていきましょう。
青クマができる原因と対策方法
睡眠時間が足らないときや疲れがたまったときにできるのが、「青クマ」です。
青クマの原因は、主に血行不良です。
血液の流れが滞っているわけですね。
目の下の皮膚はとても薄いので、下にある毛細血管が透けて青っぽくクマになっている状態です。
冷え症の人は血行が悪くなりがちですので、特に注意したいですね。
また、眼精疲労や肩こり、首コリなども、血行が悪くなっている状態ですので、青クマが出やすくなります。
青クマを作らないためには、睡眠時間をしっかりとること、疲れをためないこと、身体を冷やさないことなどが大切です。
そうはいっても、つい睡眠不足になってしまう、という人もいるでしょう。
できてしまった青クマも、目の下を温めたり、マッサージすることで少し薄くなることがあります。
目の下を直接マッサージするだけでなく、リンパマッサージ、鎖骨マッサージなども効果的です。
パソコンやスマホの使い過ぎで目を酷使してしまう人は、ときどき遠くを眺めるなどして、定期的に目を休ませるのもおススメですよ。
茶クマができる原因と対策
マッサージなどでいくらか解消できる青クマと違って、茶クマは少し厄介なクマです。
目の下に色素沈着が起こっているのが茶クマです。
青クマは目の下の皮膚を指で横に引っ張っても、クマそのものが動いたり消えたりはしません。
クマが皮膚にくっついていっしょに移動するなら、それは茶クマです。
茶クマは、何らかの原因で目の下にできてしまったメラニン色素がそのまま沈着してしまった状態です。
そのためその対策法は、シミやくすみと同じような方法になります。
お肌にメラニンができるのは、紫外線による刺激の他に、物理的な摩擦も原因です。
目をこするクセがある人は要注意です。
また、メイクが落としきれていなくて色素沈着している場合もあります。
茶クマを作らないためには、まず紫外線や摩擦などの刺激を減らすことが重要です。
色素沈着は、お肌のターンオーバーが乱れているときに起こりやすくなるので、新陳代謝を上げる食べ物を摂ることも効果的です。
できてしまった茶クマは、お肌のターンオーバーをよくすることで薄くなる可能性があります。
同時に、保湿ケアも行っていきましょう。
保湿成分がたっぷり配合されたアイクリームを使うのがおすすめです。
目の下の皮膚はお肌の中でもとても敏感なので、専用のアイクリームを使うほうが安心です。
黒クマができる原因と対策法
黒クマは、青クマや茶クマのように皮膚の色が変化しているわけではありません。
目の下部分にくぼみに影ができて、それがクマのように見えているだけです。
目の下の皮膚を引っ張ったり上を向いたりすると消える場合、それは黒クマです。
黒クマの原因は、皮膚のたるみです。
目の下の皮膚がたるんでしまっているために、その影が際立って見えている状態です。
黒クマができてしまったら、目の周りの表情筋を鍛えることで改善できます。
たるみができるのは筋肉が弱っている証拠です。
目を閉じたり開いたりするエクササイズで、表情筋を鍛えてあげましょう。
また、保湿ケアやマッサージは、黒クマの予防にもなります。
目元のハリを取り戻すクリームを使ったり、コラーゲンを補ってあげるとよいでしょう。
正しい対策法で目の下のクマをケアしよう!
目の下のクマといっても、その原因によって正しい対策方法が変わってきます。
いつまでたってもクマが消えないという人は、対策方法が間違っているかもしれません。
今一度、自分のクマはどのクマなのか確認してみてください。
正しい対策方法を行えば、きっとクマも薄くなってくると思いますよ。
クマのない、すっきりした目元を取り戻してくださいね。