あっという間に濡れ髪ができるヘアバームってどんなアイテム？

雑誌などでよく見かける、つやのある「濡れ髪」。

どうやって作るんだろうと思っている人もいるでしょう。

濡れ髪を作るのにとても便利なアイテムが、ヘアバームです。

ヘアオイルやヘアワックスは耳にしたことがあっても、ヘアバームはまだ目新しいかもしれませんね。

でも、使い方が簡単で、濡れ髪などの独特な雰囲気のヘアスタイルを演出するにはぴったりのツールなんですよ。

今回は、ヘアバームの効果と使い方について紹介します。

ヘアバームってどんなアイテム？

スタイリング剤として、ヘアワックスはもうすでにおなじみのアイテムとなりました。

なんとなく似た感じなのが、ヘアバームです。

ヘアバームはオイル成分で作られたスタイリング剤のこと。

植物由来の成分がふんだんに使われているのが特徴的です。

そのため、ヘアだけでなく、全身の保湿剤としても使うことができます。

ヘアバームは、髪の毛のツヤ感を出すのに最適なツールです。

アイロンなどの熱で傷んだ毛先のコーディングとしても利用できます。

すでに、美容師さんの間ではマストアイテムとなっているものです。

ぜひ、毎日のスタイリングに活用してみたいですよね。

ヘアバームとヘアワックスとの違い

ヘアバームとよく混同しがちなのがヘアワックスです。

両者ともスタイリング剤としてその使い方は似ていますが、含まれる成分に違いがあります。

ヘアバームのほとんどは、ミツロウなどの天然のオイル成分を原料としています。

一方のヘアワックスは、スタイリング目的に合わせてさまざまな成分を配合しているのが特徴です。

ヘアワックスは、髪の毛には使っても、ボディやその他の部位には使いません。

でも、ヘアバームは天然オイルで構成されているので、ボディやハンドクリームとしても使えるのです。

スタイリングの機能としては、ヘアワックスの方が思い通りのスタイルを作りやすいです。

ヘアバームは、髪の毛を自然な雰囲気にまとめることは得意ですが、ワックスほどの強度はありません。

ヘアバームとヘアオイルの違い

次に、ヘアオイルとの違いについても説明しておきましょう。

ヘアバームもヘアオイルも、たしかにオイル成分でできているのは同じです。

ただ、ヘアオイルは通常液体状になっていますが、ヘアバームは固形です。

ヘアオイルは、スタイリング剤としても使えないことはありませんが、やはり主な目的なヘアケアです。

ドライヤーの熱ダメージから髪の毛をも守ったり、乾燥によるパサつきをケアしたいときに使うのがおすすめです。

一方の、ヘアバームはヘアオイルのように髪の毛の保護として使うこともできます。

それでいて、スタイリング剤としても機能してくれる、優秀アイテムです。

保湿力も、ヘアオイル並みかあるいはそれ以上に優れているものが多いです。

さらに、天然素材でできているので、全身に使うことができるのも便利です。

サラッとしたヘアオイルに比べると、ヘアバームは固形なので、スタイリング剤として髪の毛をある程度ホールドすることもできます。

簡単！ヘアバームの使い方

こなれた感を出したり、濡れ髪を作りたいときには、ぜひ利用したいのがヘアバームです。

ヘアバームの基本の使い方をマスターしておきましょう！

まず、ヘアバームは固形状になっています。

指先で取ろうとしても、部屋の温度によってはすこし固く感じることでしょう。

指先ですくい取れないときは、スパチュラを使ってもOKです。

ポイントは、適量を手のひらにとって、体温で温めてから使うことです。

手の中で温めていると、だんだんとクリーム状に変化してきます。

やわらかくなったら、毛先にもみこむようになじませていきます。

ヘアバームは、基本的に髪の毛の根元やトップには使いません。

特にトップにつけすぎると、不自然なテカリが出てしまうこともありますので、注意しましょう。

ヘアバームでスタイリング自由自在！

以上が基本の使い方ですが、こなれてきたら使い方も自分なりにアレンジしてみたいですね。

クリーム状になるまえの固形の状態で、使えばワックスのようにスタイリングを固定することもできます。

毛先を中心に髪の毛全体に薄くのばせば、トリートメントとして使うことができますし、たっぷり使えば濡れ髪を作ることも可能です。

いろいろ試して、ヘアアレンジを楽しんでみてくださいね。