
30代のファンデーションはこう選ぶ!種類と選び方のコツ
30代に入って、肌の調子が20代の頃と比べて何かが違う・・
ファンデーションのノリが悪くなった気がする・・
ファンデーションを塗っているのに、肌を綺麗に見せられていない・・
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
基礎化粧品と同じで、ファンデーションも年齢や肌質の変化により、使い慣れていたものが合わなくなることがあるのです。
今回は、30代からのファンデーション選び方について紹介します。
Contents
ファンデーションの種類
ファンデーションといってもさまざまなものがあります。
その種類を確認しておきましょう。
パウダーファンデーション
最も多く使用されている粉タイプのファンデーションです。
油分が少なめでベタベタ感はなく、軽い仕上がりになります。
リキッドファンデーション
リキッドファンデーションは粉・油・水でできており、水分の配合が多いので保湿力があります。
肌への密着と伸びが良く、カバー力が高いです。
薄く塗っても気になる箇所を隠しやすく、かつナチュラルな印象に仕上がります。
クリームファンデーション
リキッドファンデーションより水分が少なく、粉が多いため、崩れにくいという特徴があります。
肌への密着力も強く、十分なカバー力もあります。
ニキビ跡など、がっつり隠したい箇所もカバーできます。
クッションファンデーション
柔らかいスポンジに液状のファンデーションを染み込ませたタイプのファンデーションです。
パウダーの軽さと、リキッドのカバー力を持ちあわせている、ハイブリッド型ファンデーションです。
保湿成分に加え、美容成分が含まれている商品が多く、人気が高まっています。
肌質別ファンデーションの選び方
肌質によって、使うべきファンデーションが異なります。
肌質別の選び方を見ておきましょう。
乾燥肌の方
保湿力が高いリキッド、クリーム、あるいはクッションタイプがおすすめです。
これらには保湿成分がたっぷり配合されているので、不足しているうるおいを補ってくれます。
脂性肌の方
余分な皮脂を吸収してくれるパウダーファンデーションがおすすめです。
パウダーファンデーションはテカリ予防としても役立ちます。
化粧下地でしっかりベースを整えてから、パウダーファンデーションを塗れば日中の化粧崩れやヨレも軽減できます。
逆に、リキッドやクリームタイプは油分が多く、脂性肌さんには向いていません。
敏感肌の方
刺激をなるべく与えない、低刺激なファンデーションを使用しましょう。
保湿成分が多く、油分の少ないリキッドタイプがおすすめです。
極力シンプルな成分でつくられており、クレンジング不要なミネラルファンデーションも人気が高まっています。
混合肌の方
乾燥とオイリーさを持ち、悩みが多い混合肌。
Tゾーンと頬などのUゾーンの脂質が違うため、ファンデーション選びに迷われる方が多いです。
おすすめは、パウダーとリキッドを使い分けることです。
脂質が多いTゾーンはパウダー、乾燥気味のUゾーンはリキッドと使い分けます。
2つを使い分けるのは面倒と感じる方は、保湿力に優れたリキッドタイプ1本で、Tゾーンは薄目に塗る方法でもよいでしょう。
目的別ファンデーションの選び方
次に、目的別ファンデーションの選び方を紹介します。
自分がどんな肌を目指しているのか、その機能に合わせたものを選択してみましょう。
カバー力重視
しっかり毛穴やニキビ跡を隠したいという方には、リキッドタイプかクリームタイプがおすすめです。
リキッドタイプはマットな仕上がり、クリームタイプはフィット感のある仕上がりで、嫌なニキビ跡も少量で解決できます。
ツヤ肌重視
パフを使用するクッションタイプがオススメです。
肌へきめ細かく密着し、簡単にツヤのある肌をかなえてくれます。
よりつややかな質感を出すには、保湿成分がたっぷり入っているリキッドタイプがおすすめです。
簡単時短重視
最近では下地も必要のないBBクリームやCCクリームなど、オールインワン品もあります。
1本で日焼け止め、下地、カバー力もあるので、かなりの時短になります。
時間がない朝や化粧が面倒、といった日に活用すると便利なアイテムです。
肌への優しさ重視
ファンデーションにはアルコールなどの添加物が含まれているものも多く、肌が弱い方には刺激が強い場合があります。
添加物が極力入っていない、刺激が少ないファンデーションを選ぶことで肌への負担を軽減できます。
ファンデーションは塗るだけでなく、落とす作業も必要となるため、クレンジングでの落としやすさも大切です。
石鹸で落とすことができ、クレンジングが不要のファンデーションを選ぶのも、肌への負担を軽減する一つの方法です。
ファンデーションの色の選び方
ファンデーション選びで無視できないのが、カラーですね。
どんな風に色を選べばいいのでしょうか。
オークル、ベージュ、ピンクの違い
オークルは赤みと黄みのバランスがほどよく、ちょうど良い血色感が出るので、ブルべタイプの方に向いています。
ベージュは黄みが強く、赤みが弱いため、健康的な肌色のイエベタイプの方におすすめです。
ピンクは赤みが強く黄みが弱いので、血色が悪かったり、疲れてしまった肌色が気になる方にピッタリです。
フェイスラインで選ぶ
顔と首の色に差がなく、ほどよくなじむ色がベストなので、フェイスラインに3色ほどのせて試してみると良いでしょう。
商品の見た目の色と実際に肌にのせたときの色は異なります。
同じオークルやベージュといわれる色でも、メーカーによって異なります。
よく手にのせて試す方がいらっしゃいますが、首と手の色は違うので、実際にフェイスラインにのせることをオススメします。
光の違う場所で確認
室内の暖色光や白色光、日中の太陽光や夕暮れ時の光など、さまざまなシーンで異なります。
塗った直後と6時間経った後でも見え方は変わります。
その場だけで決めるのではなく、サンプルなどで試せる際は1日過ごしてシーン毎に確認するのも良い方法です。
30代からのファンデーションでますます美肌に!
30代に入り、20代とは違った肌質、肌の悩みが出てくることが多くなります。
毎日の女性の基本ともいえるファンデーション。
毎日使うものですから、今一度自分の肌を分析し、理解した上で、自分に合ったぴったりのファンデーションを選びましょう。