
今さら聞けないヘアカラーとカラーワックスの違いと使い方
「ちょっとイメージを変えてみたい」と思ったとき、髪色を変えると大きく印象が変わります。
今回はヘアカラーとカラーワックスの違いについて紹介します。
あわせて使い方などもまとめますので、イメチェンを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
ヘアカラーとは
髪の毛に薬品を浸透させてカラーチェンジする方法です。
黒髪からもしっかり染めることができるので希望の色に変えることが可能です。
色は徐々に褪色して明るくなっていき、元の黒髪に戻ることはありません。
色持ちは1~2か月ほどです。
根元が伸びてしまうとカラー差が出てしまうので、定期的なヘアカラーが必要です。
髪の毛の内部にまで色が浸透するので、きちんとトリートメントなどを行わないとダメージが残る可能性もあります。
セルフカラーを上手に行う方法
まずは事前の準備が大切です。
カラー剤がつく可能性もあるので、汚れてもいい服やタオルを準備します。
地肌には保護クリームとしてワセリンなどを塗りましょう。
髪はしっかりととかして絡まりをなくしておきます。
髪ゴムでブロッキングを行うと、根元まできれいに染めやすくなります。
カラー剤は、染まりにくい部分から塗るとスムーズです。
襟足などの後頭部から塗り始めて、最後に耳前左右のブロッキングを塗っていきましょう。
塗り終わったらラップを巻いて時間を置きます。
ラップを巻くことで保温効果があり、仕上がりがよくなります。
時間がたったらラップを外し、シャンプーを使ってカラー剤をしっかり落とします。
アフターケアを行うことでダメージを最低限にすることができます。
カラー専用のトリートメントなどを使用し、洗髪後はドライヤーで乾かすのを忘れずに行いましょう。
自宅で染める場合は、美容室よりもダメージが残りやすいといわれています。
しっかりと準備をして、アフターケアを怠らないようにすることで、きれいなセルフカラーも可能になります。
自宅で染めるのが面倒という方は、プロである美容室にお任せしましょう。
カラーワックスとは
カラーワックスは、ワックスのスタイリング効果と合わせてカラーチェンジができる方法です。
ヘアカラーと異なり、髪の内部を染めるわけではないので、その日限りでお気に入りの色に変えることが可能になります。
普段、仕事や学校などで髪色を変えることができない方や、イベントなどで1日だけ髪色を変えたいという方におすすめです。
濡れることで色落ちしやすかったり、服などに色移りするなどのデメリットもありますので、気を付けたいですね。
カラーワックスの使い方
1回の使用量は使用するメーカーや髪の長さなどによって異なります。
注意書きをよく読んでから使うようにします。
カラーワックスによっては、黒髪だとあまり色が変わらないものもあります。
お試し品などがある場合はそちらを購入して試してみましょう。
使い方は、まずカラーワックスを手に取り、手にまんべんなく伸ばしていきます。
伸ばして使うことで、つけすぎを防ぐことができます。
色を付けたい部分に塗っていきます。
ヘアワックスの一種ですので、スタイリング剤としても使用できますが、髪全体に着けてしまうとすべて色が変わってしまいます。
なりたいイメージを考えながら塗るようにしましょう。
カラーワックスを付けた後は、髪全体にヘアスプレーをすると色落ちを抑えることができます。
アイロンなどを使ってしまうとべたつきの原因になります。
ワックス前に使用するか、ドライヤーで代用するのがおすすめです。
カラーワックスを落とすときは、まずトリートメント剤を髪に塗ってから流すことでワックスの油分が浮いて落としやすくなります。
トリートメント後に、シャンプーを行えばOKです。
シャンプーをする際には、通常よりも多い水分でしっかりと泡立てます。
目安としては水っぽい泡をイメージすると良いでしょう。
そうすることでシャンプーが髪に馴染み、ワックスが落ちやすくなります。
シーン別に使い分けたいヘアカラーとカラーワックス
長期的に髪色を変えたいと思う方にはヘアカラー、1日だけ、あるいは仕事で髪色の制限があるという方にはカラーワックスを使うようにします。
それぞれメリットデメリットはありますので、しっかりと理解してから選びたいですね。
髪の毛の色に変化をつけることで、よりファッションを楽しむこともできます。
状況や目的に応じて使い分けしてみましょう。