
メイクしたまま寝るのはどうしてお肌によくないの?
仕事や付き合いなどで疲れて帰ってきたとき、メイクを落とすのってめんどうくさいなぁと思ったことはありませんか?
メイクなどの汚れは、きちんと落としてから寝なくてはいけないとわかっていても、ついついそのままベッドにばたん、という人もいるかもしれません。
でも、そもそもメイクをしたまま寝てしまうのは、そんなにお肌にとって良くないことなのでしょうか。
メイクを落とさず眠ってしまった場合、お肌にはどんなことが起こるのでしょう?
Contents
メイクもお肌にとっては負担!
女性にとっては、メイクしないで外を出歩くなんて考えられない!という人がほとんどではないでしょうか。
お肌の欠点を隠したり、より魅力的に見せるために行うメイクですが、そんなメイクも実はお肌にしてみれば「異物」です。
特にファンデーションは、お肌にぴったりと密着するように作られています。
この成分を落としきらないうちに眠ってしまうと、眠っている間に分泌される汗や皮脂とまじりあい、雑菌が繁殖することがあるのです。
メイクしたまま寝るのは肌トラブルの元
肌表面や毛穴の中に雑菌が増えると、ニキビや肌荒れの原因になってしまいます。
そもそも、メイクをしたまま寝ることは、お肌が呼吸できなくなるということです。
本来、眠っている間は、新しい肌細胞が作られたり傷ついた細胞が修復されるための時間です。
それなのにメイクをしたままだと。きちんと肌サイクルが機能しなくなり、肌の代謝ができなくなってしまうのです。
肌代謝がきちんと機能しなくなると、古い肌細胞が角質となって肌に残ったままになります。
そのため、ざらつき感のある肌になったり、肌がごわついたりするのです。
メイクしたまま寝ちゃった!翌朝はどうするべき?
そうとはわかっていても、お酒を飲んで帰宅したときなど、そのままゴロンと寝てしまうこともありますよね。
翌朝になって「しまった!」と思うわけですが、そのようなときにはどんな対処法があるのでしょうか。
まずはメイクを落とす
翌朝になってメイクをしたままだと気づいた場合、まずはできるだけ早くメイクを落とすことです。
いつも使っているクレンジング剤でかまいません。
ゴシゴシこすったりする必要はありません。
ただ、いつもよりていねいに時間をかけてメイクを落としきりましょう。
クレンジング剤が残らないように、すすぎもしっかりと行います。
クレンジングのあとは、洗顔剤でW洗顔を行います。
手のひらで洗顔剤を泡立て、泡でマッサージするようにやさしく洗ってください。
クレンジングと洗顔は、ぬるま湯で行います。
熱すぎるお湯や冷たい水はNGです。
ぬるま湯は毛穴を開かせてくれるので、もっとも効率よく汚れをオフできます。
洗顔後はたっぷり保湿ケア
洗顔後、タオルで水分をふき取ったら、保湿ケアを行いましょう。
一晩中メイクでふさがれていたお肌は、お疲れ状態です。
たっぷりと保湿成分を与えて、癒してあげてください。
次の日は早寝して肌に休息を
お肌に余計な負担をかけてしまったのですから、次の日は早めに寝るようにしたいですね。
当然ですが、きちんとメイクを落としてから就寝してくださいね。
先ほどもいいましたが、お肌は眠っている間に作られます。
お肌をいじめてしまった日の翌日は、ゆっくりと休ませてあげましょう。
メイクしたままの就寝を防ぐ方法
メイクを落とさずに眠ってしまうことが多い人は、それを防ぐための方法を用意しておきたいものです。
基本は、帰宅したらすぐにメイクを落とす習慣づけをすることです。
でも、遅くに帰宅したときはクレンジングもおっくうですよね。
そんなときのために、ふき取りタイプのクレンジングを用意しておくと便利ですよ。
洗面台の前に立つのもメンドクサイ、という日でも、ふき取りタイプのクレンジングならベッドに入りながらメイクオフも可能です。
ただし、ふき取りタイプのクレンジングはお肌にとってはダメージも大きいので、できるだけ使用は最小限にしておきましょう。