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老化防止の決め手は「抗糖化」!「糖化」と「酸化」の違いとは?

老化防止の決め手は「抗糖化」!「糖化」と「酸化」の違いとは?

お肌の老化防止のためのキーワードとして最近よく見かけるのが、「抗酸化作用」です。

抗酸化とは、お肌が「酸化」することをおさえ、老化を緩やかにしてくれる作用のことです。

でも、お肌が「酸化」するって、どういうこと?って思いませんか。

わかっているようでよくわからない、お肌の「酸化」、そしてそれに関連した「糖化」について解説します。

Contents

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お肌が酸化するってどういうこと?

金属が「酸化」してサビついてしまったり、食用油が酸化して劣化してしまうということはよくありますよね。

でも、お肌が「酸化」するとはどういうことなのでしょうか。

お肌の酸化とは、お肌の中で活性酸素がたんぱく質などを変質させてしまうことをいいます。

活性酸素とは、酸素が変化した形のものですが、これが体内に増えるとさまざまな場所で「酸化」を促し老化させてしまいます。

酸化はお肌でも起こり、活性酸素のために変質してしまった肌細胞はコラーゲンをうまく作り出せなくなります。

コラーゲンは、お肌の弾力の元となるものですので、これが減少することでたるみやシワが起こりやすくなるのです。

また、活性酸素の刺激によってメラニンも生成されやすくなります。

そのため、シミやくすみも起こりやすくなってしまいます。

抗酸化作用のあるもので肌の酸化を抑制

つまり、お肌の酸化とは、肌がサビるようなものです。

若いころであれば、肌内部に抗酸化酵素がたくさん存在しているので、活性酸素の働きを弱めてくれます。

しかし、年齢を重ねると抗酸化酵素が減少するため、活性酸素を抑制することが難しくなるのです。

そこで、活用したいのが、抗酸化作用のある食べ物です。

抗酸化作用が高いといわれる栄養素にはビタミンC、ビタミンE、リコピン、アスタキサンチンなどが挙げられます。

ビタミンCは緑黄色野菜や果物に多く含まれています。

ビタミンEは、かぼちゃやアーモンド、アボカドなどに多く含まれます。

リコピンはトマトに含まれる赤色色素、アスタキサンチンはサーモンやエビなどに含まれる赤色色素のことです。

これらの食品を積極的に摂って、お肌の酸化を防ぐようにしたいですね。

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お肌の「糖化」とは?

もう一つ、老化防止に役立つ知識として「糖化」の話もしたいと思います。

お肌の酸化が「サビ」であれば、お肌の糖化は「コゲ」みたいなものです。

糖化とは体内の糖質がたんぱく質と結びついてしまうことをいいます。

糖化したたんぱく質は固くなってしまうことがわかっています。

つまりお肌で糖化が起こってしまうと、コラーゲンなどが固くなってしまい、本来のハリや弾力を失ってしまうのです。

さらに、カラメルをイメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、たんぱく質が糖化すると、カラメルのように色が茶色からこげ茶色へと変化します。

お肌の中のたんぱく質も同じことで、このため、糖化が起こるとくすみに結びついてしまうのです。

また、お肌の表面に糖化したたんぱく質が滞ることで、肌のターンオーバーも遅くなってしまいます。

お肌の糖化を防ぐには?

お肌の老化防止のためには、酸化だけでなく糖化にも気をつけないといけないということですね。

糖化は体内の糖質が原因となって起こるので、糖分の摂りすぎを避けることが大切です。

同時に、急激な血糖値上昇を起こさない食べ方をすることも効果的です。

急激な血糖値を避ける食事法とは、野菜から食べる、よく噛んで食べる、食物繊維を摂るなどといった方法があります。

抗糖化作用のある食べ物としては、モロヘイヤやサニーレタスなどの野菜や、ローズマリーやベイリーフなどのハーブ、どくだみ茶やルイボスティーなどのハーブティーが挙げられます。

これらの食品を積極的にとるようにするのもよい方法です。

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酸化と糖化を防いで老化防止!

今回は、お肌の酸化と糖化について掘り下げて紹介しました。

私たちのお肌は私たちが食べるものからできています。

ここで紹介した酸化や糖化は、お肌の老化だけでなく身体全体の老化についても関りが深いです。

つまり、抗酸化作用のあるものや抗糖化作用のあるものを積極的に利用することで、全身の老化防止にもつながるということです。

いつまでも若々しさを保つために、抗酸化と抗糖化を意識した食生活、少しずつ始めてみませんか。

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