1. HOME
  2. 20代スタイルマガジン
  3. 20代人気の美容
  4. 美肌ホルモンは眠っている間に出てるって本当?
20代人気の美容
美肌ホルモンは眠っている間に出てるって本当?

美肌ホルモンは眠っている間に出てるって本当?

「睡眠不足は美容の敵」といわれたりしますが、みなさんはしっかり睡眠時間をとっているでしょうか?

少々睡眠不足でも、なんとかなるのは20代まで。

そのあとは、どんどん回復力もおちてきます。

これって、体力だけでなく、お肌も同じことなんですよね。

何歳になっても素肌がきれいなのに特別なスキンケアをしていないという人は、実はよく熟睡しているだけという場合もあります。

それには、睡眠中に分泌されるホルモンが関係しているのです。

美肌を作るホルモンが眠っている間に活発になるなら、どんどん眠って美人になりたいですよね!

今回は、眠っている間に分泌されるという「美肌ホルモン」のお話です。

Contents

スポンサーリンク

睡眠中に分泌される「美肌ホルモン」

私たちが眠っている間に分泌される「美肌ホルモン」として、2種類のホルモンが確認されています。

一つは、成長ホルモン、そしてもう一つは睡眠ホルモンとも呼ばれる「メラトニン」というホルモンです。

成長ホルモンは、傷ついた細胞を修復したり新しい細胞の生成を促してくれるホルモンです。

成長ホルモンがお肌に与えるうれしい効果には次のようなことがあります。

  1. 紫外線などのダメージを受けた肌細胞の修復
  2. 新しい肌細胞生成を促し、肌のターンオーバーをスムーズにする

一方の、睡眠ホルモン=メラトニンは、質の良い睡眠を促してくれるホルモンです。

美肌作りに関連した効果は次のようなものがあります。

  1. 質の良い睡眠を促し成長ホルモンを活発化させる
  2. 抗酸化作用により、老化を防止する

メラトニンには抗酸化作用があることがわかっており、その効果はビタミンCやビタミンEよりも高いと考えられています。

ちなみに、「抗酸化作用」というのは、老化を促す活性酸素の働きを抑制する作用のことをいいます。

お肌のみならず、身体のさまざまな部位を老化させるのは、この活性酸素の働きであることがわかっていますが、これをおさえてくれるんですね。

その結果、老化の進行を緩やかにしてくれるのです。

睡眠ホルモン=メラトニンに、そんなに高い抗酸化作用があるのなら、ますますしっかり眠りたくなりますね。

睡眠は時間よりも質!

ところで、夜10時から深夜2時くらいまでの時間帯を「お肌のゴールデンタイム」といったりします。

みなさんも聞いたことがあるかもしれません。

これは、この時間帯にこれらの美肌ホルモンが活発化すると考えられていたためです。

しかし、最近の研究では、睡眠の時間よりも質が大切であることがわかっています。

ゴールデンタイムに関わらず、何時に就寝したとしても就寝から3時間は熟睡することの方が重要であることも分かってきました。

その理由は、成長ホルモンが最も活発に分泌されるのが、入眠してから3時間後までだからです。

なんと、一日に分泌される成長ホルモンのうちの7割が、この3時間の間に分泌されるというのです。

寝付いてからの3時間をぐっすり熟睡することが、美肌への近道なのですね。

スポンサーリンク

美肌ホルモンを分泌させる睡眠法

眠るだけで美肌になれるなら、こんなにいい美容法はないかもしれません。

コツはたった一つ。

寝付いてから3時間はしっかり熟睡することがポイントになります。

逆に言えば、この3時間のうちに目覚めてしまうと、成長ホルモンを活用できないということになりますね。

では、この3時間の間、熟睡するためには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?

質の良い睡眠をとるためには、自律神経のスイッチを切り替えておくことが大切です。

自律神経には、交感神経と副交感神経とがあり、ふだん体や脳が活発に働いているときには、交感神経が優位になっています。

睡眠など、脳や体が休息しているときや、リラックスしている際には、副交感神経が優位になるのです。

つまり、よい睡眠を得るためには、入眠時に副交感神経が優位な状態にしておくことが効果的です。

副交感神経を活性化させるためにできることには、以下のようなことがありますので、ぜひ実践してみてください。

  • 入浴は就寝2時間前までに行う
  • 入眠3時間前以降は、食べ物を口にしない
  • 寝酒は控えめにする
  • 入眠前30分間は、脳を刺激せず静かに過ごす
  • 寝る前のスマホやパソコンチェックはしない

入浴すると体温が上がりますが、その反動で2時間もすれば体温が下がります。

体温が下がるタイミングで入眠すると、ぐっすり眠りやすくなります。

テレビを見たり、スマホをチェックしたりすると、脳が活性化されてしまいます。

つまり交感神経が優位になってしまうのですね。

寝る前は副交感神経を優位にするためにも、脳に刺激を与えることはできるだけ避けるようにしましょう。

睡眠美容法で美肌になろう!

今回は、睡眠中に分泌されるという美肌ホルモンを紹介しました。

眠るだけで美肌つくりができるなら、こんなに簡単なことはないかもしれません。

ふだん、寝る前にベッドでスマホチェックをしている人は、もしかしたらせっかくの美肌になれるチャンスをみすみす逃しているのかも…

今夜からは、さっそくスマホを寝室から遠ざけて、睡眠美容法を試してみてくださいね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク