
手の甲のシミが気になる…原因と対策は?
気がついたら手の甲にシミが出来ていてショックを受けた…
そんな経験、あるのではないでしょうか。
手は年齢が出やすいとよくいわれます。
顔のケアはしっかりしていても、手の甲のケアはおろそかにしてしまっている人もいるでしょう。
そこで今回は、手の甲にシミができる原因と新たに作らないための対策、できてしまったシミを薄くする方法を紹介しています。
Contents
手の甲のシミの原因は2つ
手の甲にできるシミには、2つの種類があります。
1つ目は、紫外線を浴びたことでできる老人性色素斑(日光性黒子)です。
シミでもっとも多いタイプです。
老人性色素斑は年齢を重ねるにつれてどんどん濃くなっていくことから、こう呼ばれています。
紫外線に当たると、肌は細胞が壊れないようにするためにメラノサイトが活性化します。
そして黒色メラニンというシミの原因を作ります。
2つ目は、やけどや虫刺され、かぶれなどの肌の炎症が治ったときにできる炎症性色素沈着と呼ばれるシミです。
色素沈着は数年たてば消えることもありますが、日焼けによって色素沈着がより目立つようになってしまい消えにくくなることがあります。
シミを作らない対策
シミができるのを防ぐ1番身近な方法として挙げられるのが、日焼け止めを塗ることです。
手を洗ったり、汗をかいたりして落ちてしまうので、2~3時間に1回、こまめに塗り直しましょう。
紫外線が強いときなどには紫外線を遮断できるアームカバー、手袋、カーディガンなどを身につけることも対策になります。
天気が悪いときでも紫外線は降り注いでいますので、ケアすることを忘れないようにしましょう。
また、水仕事や家事で刺激の強い洗剤を使ってしまうと、洗剤が肌に付着したことによって、炎症を起こしてシミになることがあります。
水仕事や家事の時には手袋を付け、手を保護するようにしましょう。
また、手の甲の肌にメラニンが蓄積していくことでシミができてしまいます。
ターンオーバーを整えることでメラニンを排出しやすい肌にすることができます。
LーシステインやビタミンCなど、肌のターンオーバーを促進する成分を積極的に摂取していくこともおすすめです。
できてしまったシミを消すことは可能?
手の甲にできてしまったシミは、完全には消えない場合もあります。
しかし、シミを薄くすることは可能です。
手の甲にできてしまったシミを消すには、次のような方法が効果的です。
美白効果のある化粧品を使う
美白効果のある成分とは、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、コウジ酸、ハイドロキノンなどです。
これらを配合した化粧品を取り入れるといいでしょう。
ただし、ハイドロキノンは日光に当たると肌に刺激を与えてしまうため、必ず夜だけ使用するように注意が必要です。
ピーリングを使う
ピーリング化粧品を使うと古い角質を取り除くことができます。
古い角質がなくなることで肌のターンオーバーが促されます。
それ以外にも古い角質など無駄なものが取り除かれることによって、その後の化粧水や保湿クリームなどが浸透しやすいというメリットもあります。
ピーリングをするときには強くこすらないようにして、しっかり保湿をしましょう。
ピーリングは製品ごとの使用頻度を守って利用してください。
市販薬を使ってみる
市販薬としては、Lーシステインやトラネキサム酸、ビタミンCなどを取り入れましょう。
これらの成分はメラニンの生成を抑えて、手の甲のシミに効果を発揮します。
原因を理解して正しい対策を
手の甲にシミができる原因と対策を紹介しました。
手の甲は自分でも普段目につく部位ですので、きれいにしておきたいものですよね。
シミ対策は予防中心に行いますが、できてしまっても薄くすることは可能です。
紫外線対策を行いながら、お肌のターンオーバーをよくして、きれいな手をキープしていきましょう!