
顔のテカリが気になる…脂性肌さんのためのスキンケア方法
顔のテカリが気になったり、ニキビのトラブルが多くなったりと、脂性肌の方の悩みは多いものですよね。
テカリが気になるからといって、化粧水だけで済ませたり、洗顔だけにしたりとスキンケアを省いていませんか?
正しいケアを知ることで、肌の特性を生かしつつ、きれいな肌に導くことは可能です。
今回は、脂性肌の方に向けた最適なスキンケアの方法を紹介します。
Contents
脂性肌とは
オイリー肌ともいわれていますが、何らかの原因により、皮脂分泌が過剰になっている状態のことを指します。
皮脂が過剰に出てしまうことで、ニキビなどの肌トラブルを招いたり、メイクが崩れやすくなったりします。
なにかとデメリットが多いので、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
皮脂=敵と思われる方も多いかもしれませんが、本来皮脂は大切な役目をもっています。
皮脂は肌の表面を膜となって覆うことで、お肌を保湿し保護してくれるものなのです。
お肌には必要な成分なのですね。
脂性肌の原因
そうはいっても、テカリが出てしまうほどの皮脂は困ったものです。
なぜ脂性肌になってしまうのでしょうか。
大きく分けると4つの要因があります。
食事
糖質や脂質などの中性脂肪の原因となる食品を過剰に摂取してしまうと、皮脂が多く分泌されやすくなることがあります。
ジャンクフードをよく食べる方や、ご飯やうどんなど糖質だけで食事を済ます方、野菜を摂らない方は要注意です。
食事のバランスを見直してみましょう。
睡眠不足
睡眠は肌にとっても重要な役割を持っています。
しっかり睡眠をとることで肌のターンオーバーを促すことにつながります。
逆に睡眠が不足している状態だと、ターンオーバーの乱れを誘発し、バリア機能が低くなってしまいます。
身体や肌のためにもしっかりと睡眠をとることを心がけましょう。
ストレス
ストレスを感じると、皮脂分泌量を増やす作用を持つ男性ホルモンが増加してしまいます。
ストレスを感じない生活というのは難しいかもしれませんが、できるだけストレスのかからない生活を送ることも大切です。
間違ったスキンケア
テカリが気になるからといって、1日に何回も洗顔を行ったり、あぶらとり紙を使用しすぎるのはNGです。
こうった方法によって、一時的に皮脂を抑えることはできます。
しかし、頻繁に皮脂をおさえることにより、お肌は皮脂不足を感じてしまうことがあります。
皮脂はそもそもお肌を保護するためのものですので、お肌を守ろうとして、かえって皮脂の分泌が過剰になってしまうのです。
こうなると、悪循環に陥ってしまいます。
正しいスキンケアを学んで、適度に潤った肌作りを行っていきましょう。
正しいスキンケア
クレンジング
クレンジングは、メイクの濃さに合わせて選択するようにします。
濃いメイクをしたときにはオイルやバームタイプ、ナチュラルメイクなどの場合はミルクタイプやジェルなどを使うようにしてみてください。
肌に優しくなじませた後は、必ず乳化させましょう。
乳化が不十分だと、肌トラブルやテカリの要因にもなってしまうので要注意です。
W洗顔不要のタイプを選ぶのも良い方法です
洗顔
ゴシゴシと擦り洗いをしてしまうのはNG!
洗顔料は泡だてネットでしっかり泡立てて使うことを心がけてください。
ポイントは手で直接クルクルと洗うのではなく、泡を押すようにして「押し洗い」を行うことです。
これだけでも十分肌の汚れは落ちます。
洗顔料は油分の少ない固形タイプの石鹸や、刺激が少ないタイプのものがおすすめです。
化粧水
肌質に合わせて、油分が少なめのタイプを使うとよいでしょう。
化粧水を手に取った後、少し体温で温め、内から外に向かって水分を押し込むように、肌全体にいきわたらせます。
触ってみて乾燥が気になるところには二度付けしておきます。
乳液
脂性肌の方は、ベタベタするからと乳液を使わない人もいるようです。
しかし、乳液を省いてしまうと、せっかくの化粧水成分があっというまに蒸発してしまいます。
これでは、かえって、お肌の乾燥を招くことになってしまいます。
べたつくのが気になる方は、オイルフリーなどの乳液もあるので、これらを選択してみてください。
化粧水後に1分ほど時間を空けて、手で温めてから顔全体に伸ばしていきます。
正しいスキンケアで脂性肌対策を
実は、間違ったスキンケアによって脂性肌になってしまう方も多いのです。
スキンケアは正しい方法で行うようにしたいですね。
また、脂性肌改善には、食事などの生活習慣見直しも必要です。
内側と外側のケアで肌質を整えていきましょう!