気になり始めたらすぐ始めたいお肌のくすみ対策とは
なんだか最近お肌がいつも「どんより」している…
以前のような、透明感がなくなってきた…
鏡を見てふとそんなふうに感じたら、それはお肌のくすみが始まっているのかもしれません。
お肌のくすみは、顔全体的に起こることもあり、気づきにくいものです。
でも、放っておくとどんどん顔色が悪くなってしまいます。
メイクも映えなくなってしまいますし、実年齢よりも老けてみられることも…
今回は、気になり始めたらすぐに始めたいお肌のくすみ対策について、お話しします。
Contents
肌のくすみってどういう状態？
20代前半の頃はあまり気にしたことがなかったかもしれません。
お肌のくすみとは、肌の色がどんよりと暗く見えてしまう状態のことをいいます。
お肌のツヤがなくなってきたり、透明感がなくくすんで見えるように感じたら要注意です。
一瞬「疲れているだけかな」と思うかもしれません。
でも、その状態が毎日繰り返すようなら、それはお肌のくすみだと考えてよいでしょう。
お肌のくすみが起こる原因は以下のようなことが挙げられます。
- 色素沈着によるくすみ
- 角質によるくすみ
- 乾燥によるくすみ
- 血行不良によるくすみ
- お肌の糖化によるくすみ
その原因によって、対策方法も変わってきます。
一つずつ解説していきましょう。
色素沈着によるくすみ対策
紫外線を浴びたり、お肌がストレスを感じると、肌内部でメラニンという黒色色素が生成されます。
メラニン色素は、通常であれば、お肌のターンオーバーによってスムーズに排出されていくものです。
ところが、加齢などの原因で、お肌のターンオーバーが滞っている場合、メラニンがそのまま残ってしまうことがあります。
このように、色素が沈着してそのまま定着してしまうことで起こっているくすみです。
メラニンは、紫外線を浴びることでできやすくなります。
また、お肌を強くこすったり、ストレスを感じることでも生成されることがあります。
そのため、このタイプのくすみ対策としては、紫外線対策を行う、お肌への刺激を避けることが必要です。
同時にお肌のターンオーバーをよくしておくことも効果的な対策方法です。
角質によるくすみ対策
先ほどもお肌のターンオーバーについて述べましたが、これが正常に行われていない肌では、古い角質が残ったままになってしまいます。
角質はお肌の表面で厚ぼったくなり、これのために肌が暗く沈んだ色に見えてしまっている状態です。
角質によるお肌のくすみには、お肌のターンオーバーを正常にすることが大切になってきます。
そのためには、栄養バランスのよい食事や十分な睡眠が必要です。
角質が厚くなることで起こっているくすみ肌の場合、お肌がごわついて感じることがあります。
だからといって、クレンジングでお肌をゴシゴシこするのはよくありません。
お肌を無理に刺激すると、余計な負担をかけてしまいメラニン色素が作られてしまうためです。
このタイプのくすみには、まず生活習慣の見直しが大切だと覚えておきましょう。
乾燥によっておこるくすみ対策
お肌が乾燥することによって、くすみが起こることもあります。
乾燥肌になると、肌のターンオーバーが乱れ、角質が残ったままになります。
乾燥によってくすみが起こっている人は、とにかく保湿ケアをすることが先決です。
さらに、お肌に必要な各種ビタミンやミネラルを積極的に摂取するようにしましょう。
血行不良によるくすみ対策
冷えや疲れなどで血行不良になっているときは、くすみも起こりやすくなります。
血流が悪くなっているので、お肌に必要な栄養素が届かなくなっている状態です。
そのため、毛細血管が青く目立ってしまい、顔がどんよりしてしまいます。
特に目の周りは、皮膚が薄いので、毛細血管の青みがクマとなって出てしまうこともあります。
血行不良で起こっているくすみですから、定期的な運動やマッサージで血流をよくすることで解消しやすくなります。
お肌の糖化によるくすみ対策
「糖化」とは、まだあまり聞かない言葉かもしれません。
お肌の糖化は、肌内部のたんぱく質が糖質と結合して、肌が黄色くなってしまうことを言います。
糖化は、一種の老化現象ですので、20代の人よりも30代以上の方に起こりやすいです。
炭水化物や糖分の摂取が多い人に起こりがちなので、このタイプのくすみが気になる場合は食習慣を見直してみるとよいでしょう。
早めの対策で透明感のある肌に
お肌のくすみといっても、さまざまな原因があります。
間違った対策法ではうまく改善されないばかりか、くすみが悪化してしまうこともあります。
自分のくすみがどのタイプなのかをよく見極めて、正しい対策方法で改善していきたいですね。
